俺はゴールデンウイーク前、このだらしない体を引き締める為にゴールデンウイーク中は必ず走ると決めていた。

しかし、連日の猛暑と日々の疲れで、なかなか走る気になれない。

早起きしないでゆっくりと寝れる幸せと、ダラダラと過ごす時間が幸せで、結局1回も走ることはなくゴールデンウイーク最終日を迎えた。

相変わらず今日も走ることなくゆっくり休んでいたら、枕元の上でカミが語り掛けてきた。





「おい。おまえ1回も走っていないな」

俺「あ・あ。走ろうとは思っていたのですが、日々の疲れが出てしまったので、休んでしまいました」
何故か敬語で答えてしまった。





「また、言い訳か・・・」


俺「やっぱり休み中はしっかり疲れをとって、明日からの仕事に備えたほうがいいですよねカミさん!?」

またまた敬語で答えてしまった。( ;∀;)


「べつにいいんじゃない。お前がよければ。走らなかったことを知ってるの俺しかいないし・・・・」


と見下した感じで言ってきた。

そしてすぐにでも

「この腰ぬけが!クソが!アホが!ボケが!」

って、言いたそうだったけどカミは何も言わず毛繕いを始めた。

なんか嫌な空気が流れる中、このままではまずいと感じた。



カミは生意気でバカなうさぎだけど、記憶力だけはめちゃくちゃいい。1回嫌なことをされると3日間は機嫌が悪い執念深いうさぎだ。

今日の俺の無様な姿はこれからもきっと覚えているだろう。

このままだとカミは一生俺のことをバカにする。このままではマズい。


どうしよう。o(T△T=T△T)o


その時カミがピカッと光った!


カミカミ

パパイヤくれたら帳消しね

ものすごく小さな声で言ってきた。
本当にイヤらしいうさぎだ。


すぐにパパイヤをカミにあげた。
満足そうな顔してむしゃむしゃとパパイヤを食べはじめるカミ。
食べ終えた後、カミがこっちを向いて



カミカミ

明日もよろしく


完全にマウンティングしている。
しかも、かなりの上から目線。
俺はこれからカミとどう付き合って行けばいいのだろうか。
いつまでマウンティングされ続けるのだろうか。
そして今日もカミにパパイヤを与えることになるだろう。


頼む( TДT)ゴールデンウィークのことは早く忘れてくれ。
そして元の可愛い、可愛いうさぎさんに戻ってくれ。