うさぎ 日記

うさぎの大量コロコロうんちを掃除した

カミは年に数回、部屋中にうんちをばら撒く。何故ばら撒くかは8年間うさぎを飼っている俺でも分からない。知っている人がいれば教えて欲しい。

とゆう事で今日はカミがうんちを部屋中に撒いたので、とことん部屋の掃除をする事にした。絨毯にコロコロ落ちているうんちを掃除機で吸い上げ、順調に掃除が進んでいく。すると何故か1箇所だけ大量にうんちがかたまっていた。

カミの寝うんちだ。カミは寝ている時にリラックスしてしまうせいか、体の力が緩みうんちが出るみたいだ。

そんなカミが寝ている時、寝うんちを出す瞬間に出くわす事がある。その光景は汚いものではなく実に美しいものだ。

カミの寝うんちを観察していると、うんちが一気にポロポロと出るのではなく、1粒1粒ゆっくりゆっくりと出ていくる。たまにうんちが半分出て、出そうなのに出ないを繰り返し、頑張って力んでやっと出るうんちもある。その光景はまるでウミガメが産卵している姿に似て実に美しい。

こんな事を書いてると変態だと思われてしまうので、掃除の話を続けよう。

コロコロと転がっているうんちを掃除機で吸っているといつもの如くカミが邪魔しにきた。(うさぎは大抵掃除をしていると掃除の邪魔をしてくるのだ)

掃除機の前をふさいでカミがずっと、こっちを見ている。

カミ!掃除の邪魔だからどいて。と言うと カミはかったるそうに後ろ足で頭を掻きながら言った。

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「自分、今日はしっかりと掃除するって言とったけど、それでええん?」

時間ない割には頑張ったと思いますど・・・もう1人いれば完璧に出来たのかなぁ~

と言い訳をしながら答えた。

するとカミが険し顔で睨みつけてこう言った。

「もう1人いれば完璧?もう1人の自分がいたなら2人でどんな作業すんの?」

俺は2人になった時の事を想像し、掃除の割り当てをカミに伝えた。

すると今度は呆れた顔でカミは言ってきた。

「ケージを上げてみろや」

ケージを上げるとたくさんのうんちと埃があった。

「しっかりできてないやろ。さっき自分が言っとた2人での掃除の作業内容に、ケージを上げて掃除するって入ってなかったやろう?2人そろったとしても完璧に掃除できないやん!」

確かに。ごめんなさい🙇

「自分、ドイツの詩人ゲーテ君聞いたことある?

ゲーテ君はこう言っとったで。

【自分ひとりで石を持ち上げる気がなかったら、二人がかりでも石は持ち上がらない】

自分が完璧に掃除できなっかたのは時間や人数のせいではない。そもそも完璧に掃除をしようと初めから思ってなかったんや。だから見落とすんや」

カミの言う通りだ。

と思ったのだが、なんか腑に落ちない。そもそもカミが部屋を汚さなければ綺麗じゃん!

部屋を綺麗に使ってくれよな!カミ!

と大声で言ってやった。

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ぐぅ~、ぐぅ~。

寝とるんかい!(゜ロ゜ノ)ノ