闘病中のカミ。

薬が効いてきたのか、ゆっくりではあるが少しずつ回復してきている。
ふらつきの回数も少し減ってき、毛づくろいや、二本立ちしている時のバランスも良くなって来ている。今までは苦しくてあまり寝れなかったカミだけど、少しの時間ではあるが寝むれるようになってきた。
だが、ふらつきと意識が飛ぶ事がたまにあるので油断できない。
カミの介護の中で俺は決めてる事がある。
それはカミに頑張れ!って言わないことだ。
ただでさえ、病気と戦って一生懸命頑張っているカミ。頑張れ!って言うと、頑張っているにカミにもっと、もっと頑張れって言っているようで嫌だからだ。
じゃあ、なんて声を掛ける?
いい言葉が見つからない。しばらく考えていたら、【頑張れ!↑】ではなく【頑張ろう】って声を掛けようと思った。
【頑張れ!↑】はカミに対してだけ言っているような頑張れだけど、あとの【頑張ろう】はカミが頑張っているのは分かる。俺と一緒に頑張ろうね!の頑張れに聞こえるから。
その掛け声を決めてから、カミに頑張ろう、頑張ろう!って言ってる。
面白いもので、掛け声を掛けるようになってから俺の心境も変わってきた。声を掛ける前はどうしても苦しかったらもう楽になってもいいよ。と弱い気持ちが少し出てしまう事があったけど、掛け声をするようになり、掛け声を掛けた時のカミの力強い顔を何度も見ると、絶対に死なせない!絶対に諦めない!と言う気持ちが湧き出てきた。思っている事を声に出して相手に伝えると強い力が湧いてくる。
だから俺は諦めない!とことん生きる事を信じてもがいてやる!
今日の夜、またカミが意識を無くした。
明日、ちがう病院に見てもらう。カミの体力の事を考えると、病院に連れてくのはここで最後になると思う。
病院をあまり信じていない俺は間違った治療をされないか不安で一杯だ。
だが、もう俺の力ではどうする事もできない。何もしてやれない。
だから、最後に掛けて見る。
頑張ろう!カミ!
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へい!