真夜中、ある人物から闇の取引を持ちかけられた。

多分、そいつはマフィアだ。

金網越しに話す姿は、何年も牢獄を経験した悪いオーラが出ている。

見るからに悪い顔をしている。

その取引には絶対に応じたくない。

だが、取引に応じないと何をされるか分からない。

恐怖で体が震える。

選択はyesかnoの2択だ。

仕事で選択する時とは訳が違う。

命懸けだ。

彼の事は昔、うわさで聞いた事がある。

彼は非常に頭がよく、やると決めたことは、すべてやり遂げる大物らしい。

むかし聞いた彼の話

彼はあの有名なビル・ゲイツを馬鹿にしている。

何故なら、ビル・ゲイツは親から数億ドルの大金を受け継いだお金があったから、成功したに過ぎないと思っているからだ。

だから彼の才能を馬鹿にしているのではない。金持ちの成功のしかたは凡人の俺には参考にならないと皮肉を言っているのだ。

また彼は成功本を絶対に当てにしない。

【誰にでもできる!月50万稼ぐ方法!】みたいな。

もし、絶対に成功する秘訣があるのなら、果たしてそれを他人に教えるだろうか。考えればすぐに分かるだろう。

教えるはずがない。

成功本を出している奴等は、人間の醜い欲望(楽して儲ける)を利用して「みんなの為に教えますよ!」と言いながら裏で金を受け取っているのだ。

教えてやろう! 成功を約束してくれる方程式などない。成功したければ人より何倍も努力し、自分で考えるのだ。

また彼はこうも言っている。

見えない目標は達成する事ができない。

仕事とは事前に明確な目標を定め、それに沿って仕事を進める。だが漠然とした大きな目標は、その目標を達成させることができない。

もし目標を達成したければ、目に見える目標を立てる事だと。

例えば、「将来、メジャーリーガーになりたい!」と目標を立てても、メジャーリーガーにはなれない。

メジャーリーガーになる為には、まず目に見える目標を立てるのだ。「素振りを1日1000回する!」というような目に見える目標を。

目標を達成したければ目の前にある事から努力すべきだぁぁぁぁ!

彼の話はまだ沢山あるのだが、話を戻そう。

俺の友人はいま選択を迫られている。

俺の友人はその取引を受け、マフィアのファミリーのになってしまうのか?

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カミ「おい!そこのお前!聞こえるか?」

俺の友人「聞こえますけど、なんですか?」

「そこにあるパパイヤ取ってくれないか?」

「そんな事したら坂本君(俺)に怒られるよ!」

「心配するな!見つかったとしても寝たふりすればいいから」

「そんな事できんの?」

「できるよ。1回しかやらないからよく見とけ!」

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「どうだ!寝てるようにしか見えないだろ?」

「確かに寝てるようにしか見えないけど、パパイヤをあげたら僕は悪人だよな」

「そんな事はない!俺は何日もエサをもらっていない!もし君がパパイヤをくれたなら、君は悪人ではなく、天使だ」

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「早くそこのパパイヤを俺にくれ!腹が減って死にそうだ!天使よ(*σ´ェ`)σ 」

「分かった」

俺の友人はカミにパパイヤをあげた。

そしてカミは見事、目標を達成したのだ。

朝になり友人が気まずい顔しているので聞いてみた。

「カミにパパイヤあげた?」

「うん」

「あいつマフィアの勉強しているから気をつけな!・・・・だけど、お前も今日からファミリーの一員だな」

「うん」

身の引き締まる思いの中、外の寒い空気が友人の心を締めつけているようだった。

最後に

カミはこの本を読んでマフィアの事を知った。

最強マフィアの仕事術

最強マフィアの仕事術

本当にいい本なので是非読んでみて下さい。