うさぎ 日記

うさぎがイタズラをして怒る前に飼い主として考えること

飼っているうさぎが、大切にしている物を齧ったり、イタズラした時、「イラッ!」とする事あるじゃないですか。そんな時、うさぎに対して「このやろ~!」って思う時あるじゃないですか。怒ることあるじゃないですか。そんな感情が高ぶった時にこれを読んで安らかな気持ちになって頂ければ嬉しいです。

うさぎはイタズラ好き

うさぎはあんな可愛い顔して実は破壊王なのです。目につくほとんどの物を破壊します。

先日も横になってカミの頭を撫でていたら、いつの間にか寝てしまい、起きてみたらカミが口をモグモグしていたので、おかしいな?って思って服の袖をみたら穴が空いていました。

そんな時むかしの僕は、自分の服に穴があいてしまった事と、体に悪い物を食べたカミの心配をして「こんな物食べちゃダメ!」って強く怒っていました。感情的になっていたのです。

だけど、いくら言い聞かせてもカミはまた同じ事をくり返しました。もう躾ける事は諦めよう。【うさぎは理解してくれない動物】そう思うようにしたのです。

うさぎの気持ちになる

それからもカミはイタズラをし続けてその度に「コラっ!」と怒っていました。

そんなイタズラをしては怒る日々を繰り返していたら、カミは怒られると申し訳なさそうな顔をするようになりました。

僕はカミがイタズラをしようと思ってしているのではなく、うさぎの習性としてやっている事は分かっていたのですがついつい怒ってしまっていたのです。

うさぎの立場で考えず自分の事ばかり考えていた結果が、うさぎを傷つけてしまったのです。飼い主として失格です。

相手を理解しようとすると、それに答えようとする気持ちの変化が相手に起こる

それ以降、カミがイタズラをした時は怒るのではなく言い聞かせるようにしました。

具体的に言うと「これを齧られたら困るよ。齧りたいだろうけど、もうしないでなね」と優しく気持ちを伝えるようにしたのです。するとカミはイタズラをする回数が激減したのです。言い方を変えただけで変わったのです。

カミのイタズラが激減した時はびっくりしていたのですがよく考えてみれば当たり前の事だったのかもしれません。人でもそうですが、相手の事を理解せずに一方的に自分の欲求を押し付けても相手はそれを素直に受け入れようとしません。しかし相手の事を理解しようと考えながら相手に伝えると、相手はその気持ちを感じ、それに応えてあげたいと思います。この事を考えるとカミのイタズラが減った理由も分かるような気がします。うさぎも人も心の感じ方は同じなのかもしれませんね。

まずは心から気持ちを伝える

うさぎがイタズラした時、「イラッ!」として怒りたくなる事はあると思います。そんな時、まずは怒らずに優しく言い聞かせてあげる事が大事なのではないでしょうか。

僕のような失敗をみなさんがしないように参考にして頂ければ幸いです。

追記。
カミの気持ちを考えて接するようになってから、カミの頭を撫で終えた後、カミがペロ、ペロッと撫でた指を舐めてくれるようになりました。気持ちが伝わればどんどん愛情は深まっていくものですね。飼い主としては嬉しい事です。ワッハッハ( ^∀^)