うさぎ病気

うさぎが骨折したらどうすればいいの?骨折の原因と対処法

「うさぎが骨折したみたい」

こんな時に飼い主は慌ててしまいますよね。

 

そもそもうさぎが骨折する原因は何なのか。

病院へ連れて行くまでの対処法などもご紹介します。

 

うさぎが骨折する原因

あり得ないハイジャンプをする

 

うさぎは時々、あり得ないくらいのハイジャンプをする時があります。

うさんぽで外にいる時などは、何かに怯えてハイジャンプすることもあるでしょう。

その時の着地によっては、うさぎが骨折してしまうことがあります。

 

ジャンプした時に、うさぎの足がリードに絡まらないように気をつけましょう。

またコンクリートの上でジャンプするのも危険です。

かと言って、ゴロゴロ石がある場所も危ないですね。

 

ケージなどに足が挟まってしまう

 

ケージの檻のすき間や、すのこのすき間などに足を挟まれてしまうことがあります。

うさぎの足は細いですから、すき間にハマらないような環境を整えてあげましょう。

 

またダッシュでケージから出てくる時や入る時に、足を引っかけてしまうこともあります。

そんなちょっとした瞬間にうさぎが骨折することもあると、頭に入れておきましょう。

何かに爪が引っかかってしまう

 

うさぎは床だと滑って歩けないので、じゅうたんを敷いていることも多いでしょう。

でもじゅうたんに爪が引っかかって、無理やり動かしてうさぎが骨折することもあります。

 

布団など布製のものには、注意するようにしましょう。

またうさぎの爪が引っかからないように、日頃からケアしておくのも必要ですね。

 

うさぎが骨折したらどんな行動をする?

うずくまって動かない

 

うさぎが骨折したら、うずくまって動かないことがあります。

骨折以外でも、何らかの不調があると、うさぎは動かなくなることがあります。

 

行動がいつもと違うときには、何かがおかしいと早めに気づいてあげることも必要です。

うさぎは骨折しても痛くても、それを隠そうとする動物だと頭に入れておきましょう。

足を引きずるor不自然な歩き方をする

 

うさぎが骨折したら、足を引きずって歩くので気づくはずです。

また引きずるまではいかないけど、何か歩き方が変だと気づくこともあるかもしれません。

 

歩き方が変な時は、骨折の他に「斜頸」などの病気の可能性もあります。

原因がわかるまで、慎重に観察しておきましょう。

 

エサを食べない

 

うさぎがエサを食べないという時は、何かしら不調を抱えている場合が多いです。

だからといって「食べていれば大丈夫」ということではありません。

 

うさぎの中には食いしん坊もいて、病気でも食欲があるうさぎもいます。

食べるかどうかだけでは判断できませんが、食べないということなら何か原因が必ずあります。

 

うさぎの骨折の対処法

段差をなくす

 

ケージの中やうさぎを飼っている部屋には、段差をなるべくなくすことです。

うさぎによっては、ソファから降りただけでも骨折してしまううさぎがいます。

 

そのままエサを食べなくなって、死んでしまったということもあるのです。

もしうさぎが骨折してしまった時は、トイレなどのちょっとした段差もなくしておくことが必要です。

 

狭い場所に閉じ込める

 

うさぎが骨折した時の対処法は、狭い場所に閉じ込めることです。

閉じ込めるというと、何だかちょっとかわいそうですが、そうするのが一番です。

 

動けないくらい狭い場所に閉じ込めるのが良い対処法です。

病院へ連れて行くまでの間は、キャリーケースなどに入れておくのも良いでしょう。

 

骨折部位にタオルを巻く

 

うさぎが骨折したら、骨折部位にタオルなどを巻いておくのも良いでしょう。

ただし、変に触ってしまってうさぎの骨折が悪化しても困ります。

自信がないようなら、じっと動かさないようにしておく方が良いでしょう。

 

うさぎが骨折しないような対策とは?

抱っこする時に落とさないようにする

 

うさぎが骨折する場面は、飼い主が抱っこした時に落っこちてしまうことです。

うさぎは抱っこされるのを嫌がりますので、暴れて逃げようとします。

 

もし抱っこするときは、しっかりと安定した持ち方をするようにしましょう。

飼い主が座った状態で抱っこしてから、ゆっくりと立ち上がるのがベストです。

高い所へ登らせない

 

そもそもうさぎを高い場所へ登らせないようにすることが必要です。

そのため高い場所を作らないのが一番です。

うさぎのロフトなども売っていますが、なるべく作らない方が良いでしょう。

 

ケージなど飼育環境を改善する

 

うさぎが骨折するキッカケは、ケージなどの飼育環境によることが多いです。

そのため日頃から、うさぎの飼育環境を安全にしておくことが必要です。

足が挟まらないようにすのこのすき間が狭い物にすることも良いですね。

ケージの入り口には、足が引っかからないように、何かしらの対処をしておきましょう。

 

うさぎの骨折は身近な注意で予防対策できる

 

うさぎの足は細くて、その割には筋肉が発達していると言われています。

そのためジャンプ力はスゴイのに、自分で飛んだだけでも骨折することもあります。

 

飼い主が気をつけて注意していれば、うさぎの骨折を予防対策することは可能です。

うさぎが快適に過ごせるためにも、少しでも危険な環境は改善しましょうね。