うさぎ病気

うさぎの熱中症に注意!危険な症状と対処法【熱中症対策】

うさぎの熱中症は、本当に気をつけなければいけない症状です。

昔飼っていたうさぎは、熱中症にかかったことがあったのですが、何とか対処することができました。

 

命を落とさなくて、本当に良かったと思います。(別の病気で天国へ)

だからこそ教訓にして、カミには快適な生活を送らせてあげたいと日々思っています。

 

カミ
カミ
ぼくは暑さに弱いんだよ。大切にしてね

うさぎの熱中症の症状

うさぎが熱中症になると耳が赤く熱くなる

 

うさぎが熱中症になると、耳の内側が赤くなって、すごく熱くなります。

うさぎは汗をかくことができないため、体温調節ができないのです。

そのため耳で放熱するしか方法がありません。

 

耳や耳の後ろがとくに熱くなりますので、気がついたらすぐに涼しい環境に移動する必要があるでしょう。

 

うさぎが熱中症になると顔がびしょびしょになる

 

うさぎが熱中症になると、よだれか涙がわからないものが出て、顔がびしょびしょになります。

これはかなり危険な状態です。

 

おそらくこの状態まで熱中症が悪化すると、水も飲まず、もちろん何も食べないでしょう。

くれぐれも夏の屋外には、連れて行かないでくださいね。

 
また、春も油断はできないです。むかし飼っていたうさぎと5月の日中に外に出かけたら熱中症になってしまいました。

すぐに水を飲まそうとしても飲まないので、慌てて家に連れて帰った事を思い出します。

このように夏でなくても少し暑い日は、うさぎにはかなり暑くて熱中症になることがあります。

ご注意ください。

うさぎが熱中症になるとグッタリして動かない

 

うさぎが熱中症になると、グッタリして動きません。

お鼻のピクピクも、しなくなります。

ひどくなると顔も床につけて、起き上がれないくらいグッタリするようです。

 

この状態になったら、迷わず病院へ連れて行くことをおすすめします。

でも病院へ行く前に、必ず体を冷やしてあげる必要があります。

一刻を争いますので、エアコンでも氷でも何でも良いので体を冷やしましょう。

 

お腹を冷やすと即効性がありますが、心臓も近くにありますし、冷やし過ぎるとお腹を壊します。

あくまでも一時的な対処とお考えください。

熱中症による下痢なのか、腹痛による下痢なのか区別はつきません。

 

うさぎが熱中症になった時の対処法

うさぎが熱中症になったらエアコンで体を冷やす

 

うさぎが熱中症になったら、エアコンで体を冷やすことです。

普段はエアコンの風を直撃させてはいけませんが、この時ばかりは直撃くらいでも良いと思います。

 

とにかく熱中症になったら、医師の指示を仰ぐことをおすすめしますが、ワタシの体験ではエアコンの吹き出し口の真下で1時間くらい過ごしました。

でも冷やしすぎなのか、判断するのがむずかしいです。

 

うさぎが熱中症になったらシリンダーで水を飲ませる

うさぎが熱中症になったら、人間と同じく水分補給も大切です。

もし飲まなければ、シリンダー(針のない注射器)で飲ませると良いでしょう。

まずは0.5~1mlくらいを飲ませてあげましょう。

 

動物用イオンバランス飲料を飲ませる


 

うさぎが熱中症になったら、ポカリスエットを水で薄めて飲ませると良いと言われています。

また動物用のスポーツドリンクのような粉末がありますので、それでも良いかもしれません。

量はやはり0.5mlくらいです。多いと糖分の過剰摂取になってしまいます。

 

ただカミも飲んだことがあるのですが、体調が変になりました。

熱中症ではなかったのですが、夏場に飲ませてみたことがあります。

ポカリも水で薄めて飲ませたのですが、やはりあまり良くありませんでした。

 

うさぎの体調や体質によっても違うのかもしれません。

とにかく量は、ほんの少しにすることです。

うさぎの熱中症対策

うさぎを飼うならエアコン代は忘れる

うさぎを飼ったら、まずエアコン代はケチらないことです。

うさぎの熱中症対策は、エアコンしか方法はありません。

保冷剤などいろいろな対策がありますが、エアコンなしでは無理だと思っておきましょう。

 

でも涼しい日や雨の日、夜などは温度調節をして冷えすぎないようにしましょう。

冷やせば良いというものでもありません。

ただし雨の日は注意が必要で、涼しくても湿度が高いため、うさぎが体調を崩すことがあります。

 

そしてうさぎの適温は、一年を通して18~25℃と信頼できる獣医さんが言っていました。

とにかくうさぎを飼ったら、温度管理が命だと考えましょう。

 

温度より湿度に弱い

 

冬はとくに気にすることはありませんが、日本の夏はとにかく湿度が高い。

もう、うさぎを連れて湿度の低い国へ移住したいと思うくらいです。

でも日本に住んでいる以上は、湿度管理はかなり重要です。

 

カミの場合は、温度25℃湿度45%なら快適そうにしています。

でも温度22℃湿度70%になると、おかしくなります。

だから夏場はとくに温度よりも湿度を気にしておきましょう。

 

また同じ部屋でも場所によって湿度や温度がかなり違います。

できれば部屋のいくつかの場所(うさぎのいる場所)に「温湿度計」を置いて、頻繁にチェックすることをおすすめします。

 

遮熱・遮光カーテンを使用する

 

うさぎの熱中症対策は、部屋の中をいくらエアコンで冷やしても、窓ガラスの熱で暑くなることがあります。

そのため熱と光を遮断する「遮熱・遮光カーテン」をおすすめします。

 

窓や家の構造が優れている家は良いのですが、やはり日光は暑いです。

遮光カーテンをしても、窓際と窓から離れている場所とでは温度が全然ちがいます。

うさぎが一番快適な場所にいられるような配置を考えてあげてくださいね。

うさぎの熱中症は絶対に甘く見ないで!

 

うさぎの熱中症は、本当に大変な症状です。

命を落とすうさぎも多いそうですよ。

そんな悲しい結末にならないためにも、日頃から体調管理と温度管理をしっかりとしてあげなくてはいけません。

 

少しでも変だと思ったら、小まめにエアコンの温度を調節しましょう。

またエアコンから涼しい風が出てきている時と、ピタっと止まる時の違いでも、うさぎには変化があらわれることがあります。

神経質になりすぎても良くありませんが、それくらい大変だと頭に入れておく必要はありますね。