日本人は会議が好きだ。
どこの会社もやたらと会議、会議と言っているような気がする。
意味のある会議ならばなんの問題もないのだが、全く意味のない会議をする会社が多い。
例えば、定例で行う月1回の会議。
何か会議する事が必ずあるならまだいいのだが、会議する事がないかもしれないのに定例で会議すると決めつける。
これは全く時間の無駄だ。こんな会議は大抵、みんなが集まっても話す事がなく、会社の愚痴を言ったり、世間話をして終わりだ。
こんな会議を開く時間があるのなら早く帰って家族サービスや体を休めた方がよっぽどいい。
また、上司が部下の話に耳を傾けない会議。こんな会議は、はっきり言ってやらない方がいい。部下のやる気をなくすだけだ。
じゃあ、いい会議とはどんな会議だろう?
いい会議とは個々の思っている事をぶつけ合い、腹を割ってとことん話し合い、いいアイデアを見つけだす事だ!とむかしは思っていた。
しかし、こういった会議はみんなの感情が入り過ぎて結論が出ない事が多かった。相手の意見を聞こうというよりも、自分の意見を聞いて欲しい!という事が先行して、話し合いがまとまらず難航した。
論争が激しくなればなるほど、結論から遠ざかっていった。
これでは感情をぶつけ合うだけの場になってしまって、いい会議とは言えない。
むしろ会議をする事によって、事を難しくしている。
更に時間も無駄にしてしまう。
みんな感情的になって結論を出すという1番の目的を忘れていたのだ。
俺は思う。
いい会議をするには、会議の目的をはっきりと理解し、準備し、感情的にならず話し合う事だと。
そうする事によって、相手の意見と自分の意見を冷静に考える事ができ、いい結論がでてくるのではないだろうか。
そして結論を出すという1番の目的を持つことによって、みんなが問題に集中し、時間の短縮もでき、いい会議になるのではないだろうか。
最後に
会議は話し合いの場ではない。会議は何かの結論を出す場と考えれば、無駄な会議など無くなると思う。