うさぎは耳が長い。うさぎの耳は長くて可愛い。
うさぎを飼う前はうさぎの耳についてこんな事ぐらいしか思わなかった。
うさぎを飼うようになり、うさぎの耳には沢山の役割がある事が分かった。
前に耳が立っている
耳が立っている時は【音に反応している】【気になる音がしている】状態です。
興味がある音、危険を感じる音がすると耳が立ちます。
また、立っている耳を音の方向に向けるのも特徴です。
耳が後ろに倒れている
攻撃的になっています。体をしずめて毛が逆立っている時はかなり攻撃的になっているので噛まれないように注意しましょう。
耳を伏せている
警戒する事がなくリッラクスしている状態。寝る時やゴロンしている時はリッラクスしているので耳を伏せています。
このようにうさぎの耳は、状況に応じていろいろ変化するのです。
うちのうさぎカミはいつも耳を伏せた状態でいます。
リラックスしていいと思っているのですが、たまに友達にカミの写真を見せるとリス?
と勘違いされます。
まあ、うさぎの特徴である耳が立っていなければ、リスに間違われてもしょうがないですよね。
このように毎日耳を伏せているカミも、この時だけは大きく耳を立ち上がらせます。
ガサガサ。
「聞こえるぞ、聞こえるぞ!」
ソワソワし始めるカミ。
ガサガサ。
「もう近くまで来ているな!僕のパパイヤ」
「はい、どうぞ。パパイヤ」
「あ・どうもご主人様。
これ、これ。これをいつも待っているのですよ!」
「記念に写真でも撮るか。カミ。はい、チーズ!」
「うめぇ~!!!!」
カミが動き過ぎてピントがずれたね。
最後に
うさぎを公園に捨てる人がいる。
捨てた理由はきっと面倒がみれないから。
確かにうさぎを飼えば大変なことは起こる。でもそれはうさぎにとっても同じ事。
面倒がみれなくなったら、バイバイで終了はあまりにも勝手過ぎる。
いままで共に暮らした生活は?出会ったときの嬉しさは?
と、言いたくなるけど、うさぎを公園に捨てることができる人だから、なに言っても無駄だろう。
うさぎを飼うということは、命を預かること。家族になること。これだけは肝に銘じて飼わなければいけない。
・・・・・・
公園に捨てれば、自然界に戻れて幸せになるだろうと考えている人がいる。
でも現実は、暑さ寒さで苦しんだり、猫やカラスに攻撃されたりで、うさぎにとっては地獄の世界。
想像してほしい、公園に捨てられたうさぎの姿を。
公園に捨てられたうさぎは外敵からの攻撃に恐れ、耳を大きく立て続け、周りを警戒しているだろう。
怖くて、怖くて、震えながら身を小さくしているだろう。生きている心地などしないだろう。
そして最後は、外敵に襲われたり、寒さ、暑さによってほとんどのうさぎが死ぬだろう。
想像して欲しい。
捨てられたうさぎの未来が残酷だということを。
だから絶対に捨ててはいけない!
こんな捨てられるうさぎがいなくなり、1匹でも多くのうさぎが耳を伏せリッラクスした生活が送れるよう願います。