まだまだモコモコ出てくるうさぎの毛、換毛期中のカミです。
今回はうっ滞で動物病院ばかり行っていたカミの話をします。
うさぎの換毛期とは、季節によって毛が生え替わる時期のことを言います。涼しくなりはじめる夏から秋の期間に夏毛から冬毛へ。そして暖かくなりはじめる冬から春の期間に冬毛から夏毛へ生え替わります。しかし、エアコンで1年中温度管理された室内にいるうさぎは、換毛期の時期がずれ込んだり、だらだらと長く続くこともあるようです。
それは、自律神経が刺激されないことが原因で、換毛期が年に1回になったり、3回や4回になったりすることもあります。
我が家のうさぎカミも1年中エアコンで温度管理しているのですが、だいたい換毛期の時期に毛が抜けてきます。ただ、だらだらと換毛期が長引く事があるので、自律神経が乱されているのですかねぇ?
昔は換毛期が来るたびに下痢、食欲不振、うんちが出ないなどの症状になり、病院へ連れて行っていました。うっ滞ですね。
いくら換毛期に注意していても、必ずうっ滞になっていたのです。何か良い対策はないかと考えて、いろいろ試してみたのですが、なかなかうまく行きませんでした。
だけど、この「うっ滞予防法」をやるようになってから、ほとんどうっ滞になる事はなくなりました。
そのうっ滞対策をお教えします。
朝にぬるま湯を飲ます。
朝いちにスポイトでうさぎにぬるま湯を0.5ml飲ませましょう。朝ぬるま湯を飲ませる事によって、胃腸を活発にさせる効果があります。体調の悪い時は2.3時間おきにあげると効果絶大です。
体にあったブラッシング用具を選ぶ
うさぎはブッラッシングをしないと、セルフグルーミングの際に毛がお腹に詰まってしまいます。これがうっ滞の原因になるのです。それを予防するために、しっかりとブラッシングしましょう。
そこで用具を使ってブラッシングするのですが、体にあった用具を使わないと、いくら丁寧にブラッシングしてもうまく毛をとる事ができません。体にあった良い用具をつかいましょう。
ブラッシングの用具はたくさんあります。スリッカーブラシ、ラバーブラシ、コームなど……。
僕が使ってみた感想ですが、スリッカーブラシは毛があまり取れず、うさぎの体を傷つけてしまう可能性があります。だから、あまりおすすめはできません。また、コームは固まった毛を取るのにはいいと思いましたが、毛の短いうさぎには向いていません。毛が短いとあまり取れないからです。
最後に僕がおすすめするラバーブラシ!このブラシはとにかく毛が良く取れます。しかもゴムで出来ているので安心してブラッシングできます。他のブラシとは比べ物になりません!欠点を挙げるなら、毛があまりにも取れる為、ブッラシングをやり過ぎるとハゲます。でも普通にブッラッシングしていればハゲないので安心して下さい。
ヘアボールリリーフを毎日飲ませる
毛球症予防対策の栄養補助食品がたくさん出ていてます。でも僕がいろいろ試した結果、このヘアボールリリーフが1番効果を実感できました。
このチモシーで万全
うっ滞を予防するのに1番効果があるのは、やはりチモシーをたくさん食べさせる事です。。チモシーに含まれている粗い繊維質は胃腸を活発にしてくれます。しかもチモシーはカロリーが低いので、肥満になる事がありません。チモシーをたくさん食べさせて胃腸を活発にさせてあげましょう。
そこで、たくさんチモシーを食べさせたいけど、なかなか食べてくれないうさぎにおすすめのチモシーがこちら↓
このチモシーをあげてみれば分かると思うのですが、うさぎの食いつき方が全然違います。まるでおやつをあげる時のようにワァーと飛びついてきます。
是非、試してみて下さい。
お腹を温める
エアコンを1日中つけていると案外、お腹が冷えている可能性があります。お腹が冷えるとうっ滞の原因にもなるので、膝の上にうさぎを乗せて優しくお腹を擦ってあげましょう。
また、うさぎが膝に乗る事を嫌がったなら、床にタオルなどを敷いてお腹を擦ってあげましょう。
うさぎが口にしてはいけない物をできるだけ置かない
うさぎは何にでも口にしてしまいます。(特にマット、コード、ティッシュなど)うさぎが口にしそうな物はできるだけうさぎの届かない所に置きましょう。また、うさぎはマットを齧りますが、好みがあってよく齧るマット、全く齧らないマットがあるのでいろいろ試してみましょう。
以上。
この予防法をやるようになってから、僕のうさぎはうっ滞になる事がなくなりました。
この予防法が1番良いのか分かりませんが、もし他にもいい方法や対策などがありましたら是非コメント頂けると幸いです。
みなさんのうさぎさんがいつまでも健康で長生きできる事を心から祈っています。