うさぎカミの闘病生活

動物病院、誤診発覚

カミの体調が悪くなってから国立にあるネットでは評判のいい病気に行った。普通であればペットが病気になれば病院に行く、あたり前の事だが僕は初めて飼ったうさぎを病院のミスで亡くした。

だから、またうさぎを飼うことがあれば絶対に病院に連れていかない事を決めてた。だが自分の力ではカミを助けられず、苦渋の決断で病院に連れて行った。

その病院はうさぎに負担が掛からない薬、サプリメントを売りにしている病院で、僕はうさぎに負担の掛からない治療を求めていたので、その病院に行く事を決めた。
病院でカミを診てもらいカミは脳炎と診断され、抗生剤とサプリメントをもらい治療した。

薬を飲ませてからカミが元気になってるような気がしていたが、薬を飲ませてから1週間後、カミの容体は悪化した。カミが頻繁に倒れるようになった。

すぐに、その病院に問い合わせをしたら、まだ薬があまり効いてないとか、食べていれば死につながる事はないと言われた。しかし、今にも死にそうなカミを見て、他にいい薬はないですか?と聞くと、ないです。焦らずに薬が効いてくるのを待ちましょう。食べていれば大丈夫です。みたいな事を言われた。

このままではカミが助からないと思い、思いきって他の病院に行ってみようと思うのですがと言うと、他の病院に行っても強い抗生剤かステロイドぐらいしか治療方法はないですよ。と吐き捨てるような口調で言われた。

確かに、もう治療方法がないかもしれない。だけど、このままだと確実にカミは死んでしまうと思い、最後の望みに掛けて他の病院に行った。

その病院は個人で経営されてる小さな、小さな病院だった。第一印象はこの病院で大丈夫か!って思ったのだが、もう病院の前まで来てしまったので覚悟を決めて受付した。

受付してから数分後。女性の先生に呼ばれ、カミを診てもらった。先生がカミをじっと見て、聴診器を取りだしカミの心臓に聴診器をあてた。聴診器を当ててすぐに、この音聴いてみてくださいと、カミの心臓の音を聞かせてくれた。

ド・ド・ド・ドドド。

脈の音が一定ではない。

そして先生がこれは心臓の病気ですね。と言った。

俺もカミの乱れた脈拍を聞いたので間違いなく心臓の病気だと確信した。

最初の病院を信じていたら俺はまた病院のミスでカミを殺してしまうとこだった。ゾッとした。

その後、先生にこの病気は根治(根本から病気が治る)しないでしょう。そしてずっと薬を飲ませていかなければいけなくなるでしょう。と言われた。

言われてすぐに、薬を飲ませれば長く生きていけますか?と聞くと、どれくらい生きれるかは分かりません。ただ今日死んだとしてもおかしくないです。と言われた。

普通だとこんな話聞かせられたらショックなはずなのにすごく嬉かった。まだ長く生きる事ができるかもしれない!そう思うと嬉しくてたまらなかった。

カミと共に頑張っていこう!(*`Д´)ノ!!!

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これからカミの介護で自分達の時間は確実に奪われるだろう。旅行、飲み会、ショッピングなどあまり行けなくなるだろう。だけど苦ではない。人生を損してる感覚もない。

人生において、やった事のない事をやってみたり、行ったことのない所に旅行に行ってみたり、どんどん新しい経験をしていく事が人生の楽しさだと思っていたが、大切なペットと毎日平凡な生活を繰り返す日々も悪くはないし、楽しい人生の生き方だ。

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ペットの病院選びで学んだ事。

※ネットでの評判のいい口コミは当てにならない。

※病気の原因をはっきりと答えられない獣医は信用してはいけない。
※いい病院が見つかっていなければ、負担(病院代、移動のストレス)は大きいが何件か病院に行き問診だけをお願いし、その中で一番信用できる病院で治療してもらう。

これが今回の経験で思った事です。

参考に。ふらつきの症状がでる病気はエンセファリトゾーン、パスツレラ菌の感染、外耳・内耳炎などが多く紹介されてますがカミのように心臓の不整脈でもふらつきがでます。

最後に。僕は今回のカミの病気の事で一番参考になったのは飼い主さんの闘病のブログでした。このようなブログがどんどん増える事で、病気の知識を増やし少しでも多くのうさぎさんが助かる事を願います。