はじめて会って僕の心は停止した。
可愛い目といい香り。
君から目を離すことなんてできない。
いますぐ伝えたい僕の気持ち。
君はどう思っている?
君とならきっとうまくいく。
どんなときでも君を笑わせる自信があるんだ。
僕にとって君はエンジェル。
By カミ
今日はカミの爪を切りに、カミと一緒に、行きつけのペットショップへ。
いつものように爪を切ってもらった後、店内のうさぎさんを見ていた。
そしたらカミが1匹のうさぎさんをずっと見ている。
なんかイヤらしい感じで。
あまりにもイヤらしさがプンプンと匂ってきたので
「こら!そんなイヤらしい顔していたら、うさぎさんに嫌われるぞ!」
と言ったが、カミは無視。
カミはずっと、そのうさぎを見ている。
様子がおかしい。
いままで何度もこのペットショップにカミを連れて来ていたのだが、こんなカミを見たことがない。
もしかして恋に落ちているのでは?
そう感じた俺はしばらくの間、カミと一緒にうさぎさんの前に立ち止まていた。
カミはずっと、うさぎさんを見ている。
これは間違いなく恋に落ちている。
そう感じた俺は、カミをうさぎさんの近くに寄せてあげようと一瞬思ったが、別れる時に辛くなるだろうと思い、カミをギュッと抱きしめた。
時間が経ち、「そろそろ帰るぞ。カミ」と言うと、カミは寂しそうな顔をした。
寂しそうな顔を見ると、もう少し居てあげようかなと思ったが、きりがないので家に向かう事にした。
家に着きカミを開放した。
元気がない。
普段なら、解放した途端、ピョンピョン飛び跳ねて喜ぶのだが、今日は全然跳ねない。
カミは何もしないでケージに入った。
心配になる俺。
カミの事が心配になりケージを覗くと
「ん~。彼女の事で頭が一杯で、目をつむっていても寝れないよ」
ん~。
「逢いたいよ~」
「僕の事をどう思っていたかな?」
「あ~。愛しいよ」
完全に恋に落ちている。
今日は一人にしておいてあげよう。
今日の出会いが、いい思い出になるように音楽でも聞かせてあげよう。
スピッツのチェリー。
スピッツ / チェリー
カミは6歳。人間でいう52歳。
52歳で初恋か~。
やるな!カミ!