カミは俺が寝るときに必ず頭撫でろと側によってきて頭を突きだしてくる。
俺はカミの頭を撫でる。幸せな時間だ。
カミを撫でてると眠気が急におそってくる。幸せ過ぎて眠くなるのだ。
幸せな時間を少しでも長くする為に眠気と戦いながらカミの頭を撫でる。
しばらく頭を撫でてると眠気よりも腕が異常に痛くなる。
腕が痛くなっては明日の仕事に支障がでるので、幸せな時間を打ちきり、カミの頭撫でを終わらせる。
するとカミがまた撫でろと頭を突きだしてくる。
仕方なくまたカミの頭を撫でる。
カミの気持ち良さそうな顔を見るとまた幸せな時間が始まる。
だけど、俺の腕の疲れは限界になる。カミとの幸せな時間より腕の疲れの限界の方が頭を埋め尽くす。
カミは幸せ。俺の腕は限界。
ふっと思う。
カミは完全に俺を家政婦として見ているんじゃないかと…!?( ; ゜Д゜)