メリークリスマス!
街はどこもクリスマスイルミネーションでとっても綺麗ですね。
綺麗なイルミネーションを見ながら、チキンとワインで食事をし、最後にケーキを食べ、大切な人と最高のクリスマスを過ごす。
クリスマスはいいですよね。
俺も若い頃、クリスマスにはおしゃれな店で食事したり、綺麗なイルミネーションを遠くまで見に行ったり、彼女を喜ばせようとサプライズプレゼントをしてみたり、いろいろ楽しんでいました。
懐かしいです。
いまも家族とうさぎ1匹で、それなりに楽しいクリスマスを過ごしています。
家に帰ると部屋の中はイルミネーションライトがピカピカし、食事はいつもと変わらないサケと納豆と野菜炒めが食卓に並べられ、何故かテーブルのはじに小さなケーキが置いてある。
楽しいですよね!
この何も考えられていないメニュー。そして納豆とケーキを一緒に出すセンス。そしてクリスマスを感じられないアニメケーキ。
見事に和と洋がミックスして、お互いの良さを失くし合っている。
こんなに完璧なクリスマスディナー。ここまでやってくれると、何か仕事に役立つノウハウが、この食事の中に隠されているのではないかとさえ考えてしまう。
そんな事を思いながら食事をする。いつも通りサケと野菜炒めを食べ、最後に気になるケーキに手を伸ばす。
するとアニメのケーキがにっこりと俺に笑いかけてくるではないですか!実に可愛い!
可愛い過ぎて食欲が失せる。
そして青色を使ったケーキ。これはドラえもんなのか?違う、違う。鼻が違う。ではなんのアニメだ?
そんな事を考えながら一口ケーキを食べる。案の定、可愛かったケーキが見るも無惨な姿になる。その無惨になったアニメケーキを見て思う。
「子供たちはこの無惨になったケーキを見て喜ぶのか?」と。
まぁ、そんな事はどうでもよくて。
なんとケーキがおいしいのです!しかも、めちゃくちゃおいしいのです!
なんなんだ!
見た目のギャップで騙されているのか?いや違う!本当においしい!
なぜこのケーキをアニメにしたのだ?普通のケーキならば見た目も味も100点だったのに。実にもったいないケーキだと思う訳です。もし、ケーキ屋にお客さまご意見ボックスがあれば、【味100点、見た目3点】と書いてあげたい。
そしてケーキを完食し、今年も楽しいクリスマスディナーを終えたのです。
そんな中、うちのうさぎカミはどんなクリスマスを過ごしているのかな?
「カミ!ケーキいる?」
「くそご主人様。僕がケーキ食べれないこと分かっているくせに!」
「冗談、冗談。カミにはパパイヤあげるね!メリークリスマス!
あ~ん!(^O^)」
「あ~ん!(^o^)」