うさぎ病気

【うさぎの腎臓の病気】カルシウムは危険?でもチョットは必要

うさぎの腎臓の病気には、どんなものがあるのでしょうか。

うさぎにカルシウムは危険と言われていますが、チョットは必要なんです。

 

でもやっぱり病気も怖いですよね。

うさぎの腎臓の病気についてご紹介していきます。

 

うさぎの腎臓の病気 ①膀胱炎

 

うさぎの腎臓の病気には、膀胱炎があります。

「最近うさぎのトイレがやけに長いな」と感じたら、膀胱炎かチェックする必要があります。

あまりジーっと見られるとうさぎも緊張しますので、トイレにいるのを横目で見ながら、終わったらおしっこがちゃんと出ているか確認してみてください。

 

また、うさぎの尿は赤い時がありますので、「血ではないか」と驚くことがあるでしょう。

赤褐色のおしっこは正常なおしっこですが、真っ赤な場合には血尿の可能性があります。

膀胱炎の場合も血尿が出る可能性がありますので、尿検査キットで確認してみると良いですよ。

テルモの「ウリエース」なら、潜血反応をチェックできるのでオススメです。

膀胱炎は抗生物質などの薬で改善されますが、途中で止めてしまうと再発することもありますので気をつけましょう。

 

うさぎの腎臓の病気 ②腎不全

 

うさぎの腎臓の病気に、腎不全があります。

腎不全には急性腎不全と慢性腎不全がありますが、急性腎不全の場合には、突然死に至ってしまうこともあり危険です。

 

症状としては、水を良く飲む、食欲がない、下痢などがあります。

膀胱炎や細菌感染が原因の場合も多いので、日頃からうさぎの体調チェックをしておくようにしましょう。

慢性腎不全の場合には、口からアンモニア臭がすることがあるそうです。

カミ
カミ
なるほど( ̄~ ̄)

うさぎの腎臓の病気 ③尿路結石

 

うさぎの腎臓病の中で、もっともカルシウムが関係しているのが「尿路結石」です。

カルシウムを与え過ぎると、結石ができるから良くないと言われていますが、ある人の実験では、カルシウムを制限し過ぎたうさぎの方が結石にかかりやすいという結果が出ました。

 

とはいえ、やはりカルシウムの摂りすぎは良くないと思います。

どちらかと言えば、肥満のうさぎや水分不足により結石ができやすいようです。

カルシウム尿の場合には、白く濁ったおしっこが出ます。

 

結石が大きくなってくると、お腹を痛がったり、歯ぎしりをしたりするうさぎもいます。

自然に出れば良いのですが、あまり粘ると詰まってしまい、手術で取り出すのがむずかしくなるそうです。

血尿が出る場合もあります。

 

うさぎにカルシウムは危険?

うさぎの歯や骨の形成にカルシウムは必要

 

うさぎにカルシウムは危険と言われていますが、うさぎにも歯や骨があります。

そのためカルシウムをまったく摂らないとなると、やはり問題があるようです。

ただでさえ、うさぎの骨は細くて骨折しやすいので、カルシウムは必要そうですよね。

カルシウムを摂るなら水分を多めに摂取

 

うさぎにカルシウムをあげるなら、水分を多めにあげるようにしましょう。

といっても、うさぎのお腹は小さいですから、大量にあげなくても、小まめにあげれば大丈夫です。

 

カルシウムの与え過ぎには充分注意

 

うさぎの結石予防には、チモシーなどを多めにあげて、アルファルファは控えめにした方が良いでしょう。

野菜で言うと、パセリがダントツでカルシウムが多いです。

次に小松菜、チンゲン菜、サラダ菜、キャベツ、白菜、ブロッコリーなどです。

 

野菜は水分も含まれているので、お水をあまり飲まないうさぎには野菜を上げると良いでしょう。

ただし野菜のあげ過ぎには、充分注意が必要です。

腸内の必要な菌まで流してしまうので、下痢などになる場合があります。

 

うさぎの腎臓の病気は尿の状態で早期発見

 

うさぎの腎臓の病気は、毎日の尿の状態をしっかりチェックしておくことです。

尿の量が多いか、少ないか。尿のニオイはいつもより臭くないか。尿の色はどんな色か。

これらをチェックすることで、うさぎの腎臓病を早期に発見することができます。

 

可愛いうさぎの命を守るためにも、しっかりと体調管理をしてあげましょうね。

うさぎを良く見てみると、何か訴えている時があります。

それを見逃さないように、愛情を持って育ててあげてください。