最近、ふと思う。
もしカミが言葉を話せたら、何を伝えてくるのだろう。
たぶん、
「ご飯を増やして」
とか、
「おやつをください」
とか、
そんなことばかり言う気がする。
でも、もし本当に一つだけ伝えたいことがあるなら、きっとこんな言葉なのかもしれない。
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こんにちは。
いつもお世話になっています。
うさぎのカミです。
最初に謝っておきます。
僕はたぶん、あなたにたくさん迷惑をかけます。
トイレを汚します。
毛もたくさん抜けます。
あなたが忙しいときに限って遊んでほしくなります。
大事なコードをかじるかもしれません。
服に穴を開けるかもしれません。
病気になって心配をかけることもあると思います。
ごめんなさい。
でも、それは嫌がらせじゃありません。
僕はただ、一生懸命生きているだけなんです。
そして、お願いがあります。
僕がいる時間を、当たり前だと思わないでください。
今日も元気に走っているから。
今日もご飯を食べているから。
明日も同じだと思ってしまうかもしれません。
でも、本当は違います。
僕たちうさぎは、人間よりずっと早く歳をとります。
あなたにとっての一年は、僕にとってもっと大きな一年です。
だから、
「また今度遊ぼう」
より、
「今日少しだけ撫でてあげる」
を選んでください。
「忙しいから後で」
より、
「30秒だけ話しかける」
を選んでください。
その30秒を、僕は意外と覚えています。
あなたが帰ってきたこと。
名前を呼んでくれたこと。
撫でてくれたこと。
隣でくつろいだこと。
僕にとっては、それが一日の大イベントです。
高価なおやつより嬉しいかもしれません。
そして、いつか僕はあなたより先にいなくなります。
それは変えられません。
だからお願いです。
その日が来たとき、
「あの時もっと一緒にいればよかった」
ではなく、
「たくさん一緒に過ごしたな」
と思える毎日にしてください。
僕は特別なことは望んでいません。
豪華な家もいりません。
高級なおやつもいりません。
ただ、
あなたが笑いながら名前を呼んでくれること。
優しく撫でてくれること。
それだけで十分幸せです。
だから今日も、
少しだけ僕を撫でてください。
僕はその時間が大好きです。
そして、それはきっと、
あなたが思っている以上に大切な時間なのです。
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もしカミが話せたら、たぶんこんなことを言う気がする。
だから今日も帰ったら撫でようと思う。
どうせ毛だらけになるし、服もかじられる。
でも、それも含めて今しかない時間なのだから。